メインメニュー
このサイトについて
話題のテーマ
出版物紹介
アクセスカウンタ
9541504

2235 :昨日
1363 :本日
会員専用ページ・ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
投稿者: rodo-info 投稿日時: 2017-4-19 21:28:42 (47 ヒット)

天皇のために命をささげることは最大の親不孝―ー教育勅語の徳目がめざすもの





●●半木 智●●


 森友学園の問題で首相夫人関与の疑いが濃厚になっています。予算委員会で「私や妻が関わっていたなら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁してしまった首相は、責任を首相夫人付きの公務員一人に負わせようと無理な理屈を展開しています。

 ご褒美と口封じの一石二鳥で、その公務員はヨーロッパに栄転するとか。

 彼のようなポピュリストの特徴は(トランプさんも同じ)、自分の発言で都合の悪い部分は知らん顔をして恥じないところにありますから、自分の奥さんやその公務員が決定的な発言をしない限り、これで逃げおおせると高をくくっているのでしょう。どうしてこんな人間の支持率が落ちないのでしょうか。

 それはともかく、この件で名前の出た一連の人たちが信奉する教育勅語について一言申し上げます。

 彼らは、さすがに、この勅語の結論である天皇のために死ねということが正しいとは言いません。けれども、多分、内心ではそれこそが美しく正しい人間の生き方だと思っているに違いありません(ただし、実際に死ぬのは自分らではなく、下々の庶民だとも思っているでしょう)。でなければこれを有難がる理由がありません。

 代わりに彼らはこう言います。勅語には素晴らしい徳目が含まれている。だから勅語を全否定するのはおかしい。親を大事にし、友達を信頼し、夫婦仲良くのどこが悪いと言います。そう言われるとみんな黙ってしまうのですが、ごまかされてはいけません。

 私たちがこれらの徳目を正しいと思うのはヒューマニズム(人本主義)に基づいているからです。しかし、教育勅語のそれはそうではありません。勅語の言わんとするところは、それらの徳目を実行して一見健全な社会を作り、そこで力を養い、力を蓄えて、いったん事があれば天皇のために命を差し出すべきだとの主張にあるのです。

 これは根本的な違いです。こう言えば分かり易いでしょう。親不孝の最たるものは何でしょうか。親より先に子供が死ぬことです。ところが、教育勅語はそれを強制するのです。戦争中のことを思い出してください。どれだけ多くの若者が「先立つ不孝をお許しください」と書き残して死んでいったでしょう。何が「父母に孝に」でしょうか。

 多くの人たちが認めるヒューマニズムに基づく文言と字面が似ているというだけで、教育勅語の精神が素晴らしいというのは詐欺的手法です。

彼らはこんな詐術も用います。明治神宮のホームページに教育勅語の訳文が載っています。そこで天皇のために命を捧げなさいという部分をこんな風にねじ曲げています。

「非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません」。

教育勅語が歴史的にどんな役割を果たしてきたのかを少しでも真剣に考えるのなら、こんなとぼけた訳文を載せられるはずがありません。

前回私は伊丹万作の言葉を引きましたが、今、彼の腹立ちがよく理解できます。





投稿者: rodo-info 投稿日時: 2016-8-23 22:33:53 (274 ヒット)

自民党憲法改正草案と天皇の「お言葉」





●●半木 智●●


 参議院選挙が終わって1か月以上がたちました。今や、マスコミはオリンピックと熱中症以外に興味がなさそうです。

 正直私は、これは行きつくところまでいかなければ駄目なのかもしれないと思い始めています。

 評論家の寺島実郎さんは選挙当日朝のテレビ出演にあたり、報道関係者から「自民党単独過半数、改憲勢力3分の2は確実」との情勢分析を聞かされました。思わず「国民はそれほど愚かではないはず」と答えると、その報道関係者は畳みかけるように「いや、愚かなんですよ」と応じたそうです。

 寺島さんは、結果はもう少しましだったと言いたかったようですが、私はそうは思いません。結果は予想とほとんど変わりませんでした。一定のレベル以上の人にとって安倍政権の危険度は自明のことなのに、多くの人はこれを理解しようとしません。

 私は先日、70代の商店主と20代の銀行員に同じ質問を投げかけてみました。

 「去年、瀬戸内寂聴さんが安保法制反対のデモに参加したことを知っていますか」。

 当然ですが二人ともそれを知っていました。

 「その事実だけでも安保法制が悪い法律ではないかと疑いませんか」。

 驚いたことに2人ともそうは思わないと答えたのでした。そこで更にこう言ってみました。
 
 「寂聴さんは多くの人から尊敬されている。それは彼女の高い学識、豊富な人生経験、高潔な人格、人に対する深い思いやりなどからきている。九十歳を超えたその人が、大病を患った体を炎天下の東京までなぜ運んだのか。それ程までにしても反対しなければならない悪い法律だと彼女が考えたからではないか。それでも貴方は疑いを持とうとしないのですか」。
 
 これは本当の話ですが、こう言うと2人とも「あっ」と声を上げたのでした。そして「言われてみればその通りです」と続けました。

 それなりの教養があるごく普通の人たちの理解能力の程度がこんなものです。私たちは噛んで含めるようにことを伝えなければなりません。

 かつて映画監督の伊丹万作が、戦争が終わった後、自分たちは軍部に騙されたと言って戦争責任を回避しようとした人々に対してこう警告しています。

 「『だまされていた』と言って平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」。

 そんな中で天皇の「お言葉」が発表されました。

 今上天皇が、象徴天皇を単なる静的なお飾りとせず、能動的に務めていくために考え、行動してきたことがよく分ります。そして、もう齢なのだから休ませてほしいとの訴えも多くの人の共感を呼ぶものです。

 しかし、一部の人たちにとってこの生前退位は認められない事情があります。それは天皇の神格化を狙っている人たちです。神である天皇も退位してしまえばただの人間になってしまいます。ただの人間になる可能性のある人物を神にする訳にはいきません。八割を超える人が生前退位に賛成ですが、中々ことは進まないでしょう。

 どういう訳か、「お言葉」の中で一番意味のある文章に触れた解説が見当たりません。そこで私が解説します。その文章は最後のほうにあります。

 「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」の部分です。

 思い出してください。自民党の憲法改革草案を。その中で彼らは天皇を「元首」にするとしています。これは神格化にもつながるのでしょうが、天皇はそれを断固拒否しているのです。

 彼は自分が生涯をかけて具現化してきた「象徴天皇」を変質させることなく、未来にまで続けていくことを強く希望しています。

 思えばここ何年も天皇、皇后の二人は、折に触れて、戦争の反省、平和の尊さ、それを支えた憲法の大事さを述べています。心ある人たちには、これが右傾化する安倍政権に対する抗議だと分かったのですが、気が付かない人が大勢いました。天皇はこの鈍い人たちにもはっきり分るようなメッセージを発したのです。

 前半に書いた寂聴さんの話に出てきた二人も、ここに気が付いてくれることを祈りたいと思います。




投稿者: rodo-info 投稿日時: 2016-6-3 0:00:00 (209 ヒット)

6.5全国総がかり大行動へ!

『明日を決めるのは私たち - 政治を変えよう!6.5全国総がかり大行動』
 6月5日(日)14時〜15時半
 国会議事堂周辺〜霞ヶ関周辺





投稿者: rodo-info 投稿日時: 2016-2-19 23:00:00 (274 ヒット)

2月21日(日)全国同時アクションへ!

★安保法制に反対する全国一斉高校生デモ

★止めよう!辺野古埋め立て全国同時アクション

  地元の同時アクションに参加しよう!








投稿者: rodo-info 投稿日時: 2015-9-27 20:47:13 (2280 ヒット)

『不当解雇撤回』・籠城スト貫徹〜京都iWAiコーポレーション





三月たかし

 
 2015年9月7日から現在まで、ある中小企業の従業員達がストライキ闘争を続けている。

 京都の山科にある『iWAiコーポレーション』は廃棄物の処理を主な業務としている会社なのだが、5月に「廃棄物処理法違反事件」をおこして社長等が逮捕された。

 40歳台の岩井社長は、パッカー車で収集されてきた一般ゴミに産廃ゴミを紛れ込ませることを繰り返し、常々従業員から指摘を受けていたにもかかわらず聞く耳を待たなかったという。その結果、本人には刑事罰が下されたのだが、あろうことか京都市から「営業許可取り消し」の行政処分も下され、運転手15人をはじめ20人の労働者が職を失うことになった。こういうことになった原因は社長にあり、8月24日に組合『きょうとユニオン・iWAiコーポレーション分会』を結成して謝罪と雇用確保、賃金の支給継続などを求め、9月7日に回答することをみちびきだした。

 しかし社長は「体調を崩した」という理由により交渉は延期され、そして大阪の「解体屋」に管理業務を勝手に委任してしまった。その後社長は行方をくらまして交渉を放棄、これらに対して分会は抗議のストライキに入ったのである。ところが社長は9月12日に営業許可取り消しを理由に解雇する旨の通知をスト中の組合員に送ってきた。以上が闘争に至ったあらましだ。

 9月22日にその現場を訪問した。バス通りに面して会社があり、目にまぶしい赤い旗が乱立している真ん中に「ストライキ決行中」の立て看板がある。中に入れてもらえば、ユニオンの各役員が腕章をして外部侵入者の見張りをしている。若い某君がこちらの質問に誠実に対応してくれた。組合を結成してストに入ると一言で言っても内部でそうとうな話し合いがあったこと。無責任な社長に対してはもちろん、雇用保全をお願いしに行った京都市のまるで「従業員も同罪」だと言わんばかりの態度に怒りを感じたと話していた。そして内外の人達がこの闘いに自分のできる事を懸命にしていること等を説明してくれた。

 ユニオンの役員からは、「ご近所の皆さんも最近は声を掛けてくれる様になった。それと会社側は解体屋を通じて『会社施設への立ち入り禁止』の仮処分を京都地裁に申し立てし、10月9日に処分が出る見込みであるが、こちらとしてはこれまでの資料などをだして対応していく。だけどなによりもこの闘いのご理解をみなさんに訴えてご支援を広めていくしかない」と、訴えている。

 まずは来る10月2日金曜日午後6時30分に会社構内で「地域連帯決起集会」が開催されるので、読者の皆さんの積極的な参加をお願いする次第である。
 詳しい内容は「京都ユニオン」ホームページでどうぞ。
京都ユニオン ホームページ
                    





(1) 2 3 4 ... 50 »
検索
テーマ別の記事(選択してください)
テーマ別の最新記事
[ HOME ] [ NEWS ] [ BBS ] [ DOWNLOAD ] [ LINK ] [ FAQ ]