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労働通信のご案内 : 新年のご挨拶
投稿者: rodo-info 投稿日時: 2012-1-1 0:00:00 (10623 ヒット)

 2012年を迎えて
−深い知恵とエネルギーを伴った変革めざし
  人のぬくもりと汗の臭いを届けられる誌面へ−





 昨年三月、遅い春を待つ東日本を襲った大震災。繰り返される津波の映像は見る者の目を覆いました。
 救援、復旧への支援の輪が広がるなか、「生かされている命に感謝し全身全霊でプレーすることを誓います」という選手宣誓には涙した人も多かったのではないでしょうか。球児たちの多くは一七年前の阪神淡路大震災の年に生まれています。

人々のむなしさ現す「時代の閉塞感」

 福島原発の水素爆発を報じる映像には「東日本が駄目になる」と考えさせられたのは菅直人総理だけではなかったでしょう。炉心溶融(メルトダウン)が明らかになっても覆い隠される事実。放射能に汚染され続ける何万年を考えると気の遠くなる復旧、復興です。資源を持たない島国日本が経てきたエネルギー政策は水力発電の開発にしろ、多くの村を犠牲にせざるをえませんでした。日本政府は石炭から石油へ、そして原子力を未来のエネルギーとして選択して見事な戦後復興を遂げ高度経済成長を経験しました。しかしその後バブル景気は崩壊しました。
 リーマンショック以来、世界の資産は七分の一になったと言われています。世界同時金融恐慌はギリシャ経済の破綻、ユーロ危機へとその負の連鎖を断ち切れないでいます。私たちが生み出した「新しい富」が、私たちの血と汗の結晶がその価値を失っていっています。豊かさを追い求めているうちに豊かさを失い行き詰まってしまう。「時代の閉塞感」とは人々のむなしさを表した言葉ではないのでしょうか。
 テロの象徴ビンラディン、フセインの死。誤爆(?)によって無差別に失われた人々の死。圧制と抑圧の歴史「閉塞感」を打ち破ろうとする人々の力に恐れをなすのは金の亡者たちです。民主化を賛美し「将来への投資」を援助といってはばかりません。「アラブの春だ」と「中東の和平だ」ともろ手を挙げてかの国の資源を狙っています。

色あせた「改革の御旗」

 民主党政権に変革を望んだ人々の期待は裏切られました。民主党指導部は戦後五五年体制を打ち破ったエネルギーに依拠することを恐れたのでしょうか。金の亡者の代理人とは言いませんが、民主党の打ち出した改革の御旗が次々と霞ヶ関に飲み込まれていきます。色あせた御旗に背を向けた人々のエネルギーは行き場を失って地中深く溜め込まれていくのでしょう。
 大阪府知事・大阪市長選挙で、「大阪維新の会」が躍進しました。カリスマ的リーダーの渇望、何かやってくれそうな期待からか大きく得票を伸ばしました。淡い期待は小泉改革の二の舞になると警鐘を鳴らしながらも夢を追っているような気がします。「大阪人はタレント候補が好きや」からと懲りない府民を笑うわけではない、政治のリーダーに何とかして欲しいという気持ちが既成政党の枠組みを打ち破ったといえます。

改革には深い知恵と巨大なエネルギーが必要

 民主主義の確立において、多く犠牲を払ってきたのは世界の歴史でもあります。依拠する者と依拠される者が力と力の衝突を恐れずつくり上げてきたものです。だれかに任せて「清き一票」で作り上げたものでは決してありません。
 人々は金がない時は金を出し合い、時間がない時は時間をつくり、分からない事は学び合い、納得できないときは話し合いました。
 真実が報道されているとは思えません。事実は隠されています。しかし真実は正義によって暴かれてきました。暴かれた真実を知っても改革には深い知恵と巨大なエネルギーが必要になります。太陽が東から昇ってくることを知ったとしても、それが生活の役に立たなければ何の意味があるというのでしょうか。星の動きを見て人々は海を渡りました。経験から導かれた科学をもとに世界の
人々とつながることができたのです。世界中で時代を打ち破る動きが加速しています。
 「時代の閉塞感」とは人々のむなしさではないかと言いましたが、『ワーカーズ・レポート』にも閉塞感があるのかもしれません。誌面を通じて自由で闊達で明るい論議ができているでしょうか。人々の中に生まれている新しい感性を大切にしているでしょうか。うわべの華やかさに流されてはいないでしょうか。新しい息吹を吸い上げることができているでしょうか。人々の生活に根ざした記事が書けているでしょうか。そんなことを反省しながらやっているのが私たちのつくる『ワーカーズ・レポート』です。人のぬくもりを、汗の臭いを届けられる誌面を届けられるよう取り組む決意です。本年もよろしくお願い申し上げます。

2012年1月
現代労働問題研究会運営委員会
「労働通信」編集員会

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 『労働通信』は、現代の労働者が直面する問題や日本と世界の労働運動について隔月刊で編集、発行している雑誌です。

 編集委員は全員が職場ではたらき運動に参加している労働者です。また、全国の職場で奮闘している活動家のみなさんからの投稿にささえられて発行しています。

 購読料は、1部500円(送料込み)、年間で3,000円です。

 購読のお申し込みは「労働通信」ショッピングモールからどうぞ。
 




労働通信
Worker's Report
2012 年1月号
CONTENTS

2012年を迎えて
深い知恵とエネルギーを伴った変革めざし
人のぬくもりと汗の臭いを届けられる誌面へ
現代労働問題研究会運営委員会 『労働通信』編集委員会

TPPと労働問題
米韓FTA(自由貿易協定)
アメリカ企業に骨までしゃぶりつくされる
TPPの労働分野への影響
労働分野の規制緩和を許さず、中核的労働基準を守らせる闘いを

2012年 私達のたどるべき道
谷崎 肇(電機産業労働者)

とんび
父と子を通して「家族とは」を問う
評者 前田 力

時代閉塞を打破する生きざまを描く
一人芝居『啄木の妻・節子星霜』京都公演 

社会保障制度
学ぶべき北欧諸国の取り組み子育て施策

職場の護身術28 高年齢者雇用安定法を知ろう
社会保険労務士 繁田哲夫

フィリピントヨタ労組のたたかい
多国籍企業の横暴を規制する仕組みを活用
OECD 多国籍企業ガイドライン

ニュースクリップ

大阪府知事・大阪市長選挙の結果を考える
東淀川亀吉(大阪市在住)

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