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学習会・現労研の活動 : コラム「聴き耳・地獄耳」:選挙に必ず行こう
投稿者: rodo-info 投稿日時: 2014-12-6 9:45:39 (850 ヒット)

選挙に必ず行こう





半木 智


 総選挙が公示されました。

 今度の国会解散について色んな名前が付けられましたが、私としては「今のうち解散」が合っているように思います。野党の選挙協力も整わぬまま、民主党の幹事長自らが政権奪還の選挙ではないと言っている位ですから、安倍さんの党が過半数を割る心配はありません。株価が高値を維持している間に争点を経済問題に限って選挙民の眼をそらし、選挙が終わってから、国民の同意を得たとして、国論を二分している集団的自衛権に基づく立法措置と原発再稼働を進めるつもりなのでしょう。

 そんな安倍さんの目論見が外れますようにとこの文章を書きます。

 まず消費税です。現在の日本の経済状況で、消費税を10%どころか8%に上げる事ですら暴挙であることは誰の目にも明らかでした。ただ、財務省をはじめそれにつながる御用学者の財政均衡主義者達だけが分かりにくい理屈を並べてその必要性を叫んでいます。彼等が目指しているのは、近代国家の原則である応能負担を否定する事です。

 案の定、その結果は酷いものでした。大方の御用学者や評論家の予想は、7月から9月のGDPがプラスになるとしていたのです。これだけでも彼等の能力のたかが知れるというものですが、彼等に反省の様子は見られません。

 それでもこの惨状では、発言の結果責任を問われない一部の人達を除き、さすがに10%への値上げを主張する人はいません。だから皆さん値上げ先送りです。争点になっていません。

 けれども騙されてはいけません。本当の争点は値上げの時期ではないのです。本当の争点は消費税を上げるか上げないかなのです。

 私は本誌上で、消費税がいかに近代国家の原則に反する悪税であるかを何度も述べてきました。今回も同じ事を言います。

 そもそも消費税は、その導入時から福祉の為であると言われ続けてきました。ここで考えてください。

 大雑把に言えば、福祉を必要とする人達は低所得です。一方で消費税は低所得層ほど重税感の強い税金です。おかしくないですか。低所得層のための財源を低所得層から搾り取るのです。

 逆に大企業の六割が消費増税に賛成です。それはそうでしょう。大企業には輸出戻し税と法人税の値下げの穴埋めという利益があるからです。日本では福祉の為と誤魔化されていますが、世界で最初の消費税は輸出企業への補助金として生まれたものでした。
消費税はそういう出自の税金です。所得ゼロの人からも取り立てられ、大企業の懐へ入ります。

 あれは京都でだけだったのでしょうか。前回の参議院選挙での共産党のポスターに「貧乏人から金とるな」というキャッチフレーズを見ました。実に、消費税反対の本質をついた言葉だと思います。これを広めたいと思います。

 安倍さんは消費増税を止めた訳ではありません。次は期限を切って必ずやると言っているのです。民主党も公明党も消費増税には賛成です。いい加減な言葉に惑わされず、本当に自分達の為になる政策を掲げている人に投票してください。

 福祉の財源にするというのは嘘です。本当に福祉の財源が欲しいのなら、公共事業と称してばら撒いている何兆円ものお金の一部をそちらに回せば、確実に個人消費が伸び、福祉施設の改善につながるのです。

 「まず消費税」と言っておきながら他の政策について書く余裕が無くなりました。そこでこれだけを言っておきます。

 マスコミが争点の無い選挙という雰囲気をあおりながら、低投票率へと誘導しています。けれども必ず選挙へ行ってください。今度の選挙で自民党が勝利すれば、戦後の日本が積み上げてきた価値のあるものを悉く投げ捨てようとしている安倍さんにフリーハンドを与える事になります。

 今回の選挙を棄権する事はほとんど犯罪に近いのではないでしょうか。

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