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社会主義について : お互いに良く知らない中日両国
投稿者: rodo-info 投稿日時: 2005-4-12 22:33:57 (2402 ヒット)


武漢大学代表団との交流会(04年11月10日、大阪)


 以下の文章は、04年秋に来日した武漢大学代表団の通訳をつとめた中国人留学生(女性)が、交流活動の通訳に参加しての感想を「労働通信」05年1月号に寄稿したものです。昨今の日中関係のなかで考えさせられるところがある文章ですので、ご紹介します。(編集部)


お互いに良く知らない中日両国

武漢大学訪日団との交流会などの通訳を担当して

「労働通信」2005年1月号の記事より

中国人留学生


 11月6日、10日の東京と大阪での武漢大学訪日団との交流会と11月7日の「11月シンポジウム」に私は武漢大学訪問団の通訳として参加した。また、東京や大阪などの観光の通訳も担当した。今度の通訳で集中して日本の大きい都市を回って、日本の人人の中国にたいする考え方や意見をたっぷり聞いて、私にとってもとてもいい勉強になった。いろいろな感想もあった。

中日の似た点と日本人の創造力


 街に出たり、観光地に行ったりして、中国と日本の文化のつながりが非常に緊密であることを感じた。とくに京都と奈良にいって、これを深く感じた。たとえば、京都の道がまっすぐであることは西安(長安)とそっくりだ。京都や奈良にある古い建物は中国の古い建物によく似ている。また、日本でも昔から漢字を使ってきた。これらは、中日両国が昔から交流してきて、中国からたくさんのものが日本に伝わったからだと思う。

 日本が中国から受けた影響を感じると同時に日本人の創造力も感じた。なぜかというと、日本人は中国から伝わってきたものを単に習うだけではなく、どうすれば一番自分に合うか、一番自分にとって最大の役割を果たせるかを工夫したからだ。だから、日本で見たたくさんのものにたいして、中国とよく似ているなあと思いながらも、やはりいろいろ違う気がする。日本人のこういう創造力にとても感心した。

 また、中日両国が経済における緊密なかかわりも感じた。例えば、その交流会の時、参加する日本の人たちが一番関心を持っているのは中国の経済や中国の社会主義経済だ。本屋にいったら、中国に関するビジネス関係の本がとてもおおい。中国語で書いている案内や看板もよく見える。これはたぶん中国人がビジネス関係や旅行のために日本に来ることがどんどん増えているからだと思う。

互いにわかっていない


 しかし、中日両国が文化や経済における緊密なつながりを感じると同時に、とても心配することもあった。それは、中日両国が互いによくわかっていないことだ。

 今度の会議の一つのテーマは中国の社会主義である。中国の特色がある社会主義は中国でもう20年あまりやっているから、隣国としての日本はそれにたいしてたぶんよく知っているかなと思っていた。しかし、会議や会議外の交流によって一つのことがわかった。つまり、日本人は中国の特色ある社会主義にたいして、知らないとか、名前だけ知っている、あるいは知っていても正しく理解していないということがごく一般的だ。

 とくに、普通の日本民衆にとっては、中国の特色ある社会主義の具体的な内容を知れば、それだけでもとても新鮮なものだ。中国の社会主義だけではなく、中国に関するたくさんのことは日本人に知られていない気がする。それにたいして、中国側も日本をあまりわかっていないと思う。日本のたくさんのことは中国人にとってもとても新鮮なのだ。新鮮感があることは実はあまり知らないからなのだ。

 中日両国はさっきもいったように、隣国でもあるし、文化や経済などのいろんな面で共通点や共通な利益もあるし、本当に真の友好な関係を持たないといけないと思う。この点はたぶんいわなくても明らかであると思う。しかし、互いにあまり知らないとか、正しく理解していないということは、とても危ないと思う。これは両国関係に必ずマイナスの影響を与えると思う。このままに進んではいけない。

 だからこそ、中日両国が真の交流によって真の友好関係を持てるようにこころから期待している。

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