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労働戦線情勢 : ちょっと待った! その解雇・雇い止め
投稿者: rodo-info 投稿日時: 2005-4-30 12:30:00 (4822 ヒット)

ちょっと待った! その解雇・雇い止め
均等待遇アクションきょうと21がユニークな集会



「労働通信」2005年3月号の記事より


 2005春闘では、連合も全労連もともに、大手企業と中小企業との「格差是正」や、正社員・本工労働者とパート、契約労働者などの「均等待遇」を大きな課題としてとりくむことをうちだしている。

 このようななかで京都では1月22日、「均等待遇アクション21きょうと」の主催で、「ちょっと待った! その解雇・雇い止め」と題する集会が開催された。集会には、労働者や市民、専門家など約40人が参加し、弁護士の永嶋里枝さんから有期雇用の問題点についての講演のあと、ユニークなワークショップを開催した。

 このワークショップの状況と京都での運動の取り組みの経過について、「均等待遇アクション21きょうと」の賛同人に報告していただいた。

全文を読むには下記の<続き・・・>をクリックしてご覧下さい。


集会報告−寸劇や模擬団交で闘いのすべを学ぶ


均等待遇アクション21きょうと 賛同人 笠井 弘子


 「均等待遇アクション?21?きょうと」では、昨年10月にひきつづき、年も明けて間もない1月22日、ゆめりあ宇治にて「ちょっと待った! その解雇・雇い止め」と題して、ワークショップ主体の集会を開催いたしました。

 ちょっとユニークな手法をとりましたので、その内容を具体的に紹介します。

 参加者をまず三つのグループにわけます。赤、黄、青の三色のカードを受付の際に参加者の方々にお渡しし、それぞれのテーブルについていただきました。

 最初に赤ケース、青ケース、黄ケースの三つの事例として、不当労働行為と思われる事例を寸劇で紹介しました。

赤グループのケース
 短大卒業後、有期雇用の契約社員として契約更新を繰り返しつつ働いてきた女性社員が、妊娠の報告をしたら契約更新を打ち切るとの通告をうける

青グループのケース
 スーパーのレジ担当の女性パート職員。経費節減を理由に勤務日数を減らされる。

黄グループのケース
 ディスカウントショップで働く女性パート。若くて時給の安いアルバイトを導入したい店長から、時給引き下げか解雇かどちらかを選べ、といわれたが?

 ひとつの寸劇はおおよそ2分。

 この寸劇を見ていただいた後、講師の永嶋弁護士の講演。

 この講演は、「解雇・雇い止め・不利益変更」にかかわる事例をQ(クエスチョン)として紹介し、それらにどう対応するかを会場参加者に聞き、その意見や答えを、判例なども含めて検討しながら、解決への手法を紹介するという、ケーススタディ中心のものでした。講師が一方的に話すのではなく、つねに参加者と意見を交換するというかたちでの進行で、会場の集中度合いは高いものでした。

 その後、色分けされた各テーブルで、模擬団交をおこないました。

 冒頭の寸劇で経営者側を演じた者にたいし、それぞれのテーブルにふりわけられた参加者が労組ならびに紛争当該労働者として、順次団体交渉をおこないます。

 経営者側を演じた人たちは、いずれも労組活動を続けてきた人たちで、自分の体験にもとづき、かなーりイヤーな経営者を熱演しました。

 それにたいし、各テーブルの参加者からは実戦もさながらの熱烈な交渉がくりひろげられ、経営者側がたじろく場面も。

 模擬団交はいずれも時間制限つきのものでしたが、その模擬団交で見られた問題点、またアドバイスなどを永嶋弁護士に指摘していただきました。

 かなり「訓練」の色彩が強い集会となりましたが、実際に何度も団交を経験している労組関係者にもやはり主張の弱みなどがあることが指摘され、今後の交渉に生かす知識を得ることができました。

 また、今回の集会は、多数のチラシ配布や新聞の地域紙面への告知もあり、これまで労組にはまったく縁のなかったかたの参加もあり、労働組合とは、労働者の権利とは、また団体交渉とはどういうものなのかをしっていただく機会になったのではないかと思います。




経過報告−全国の組織・個人が連帯して均等待遇アクション


均等待遇アクション21きょうと 賛同人 屋嘉比 ふみこ


 1999年3月、現在の「均等待遇アクション21」東京事務局メンバーが、欧州調査団として、ILO、ドイツ、フランス、イギリスへ各国の労働条件の調査に行きました。

 この結果を得て、均等待遇2000年キャンペーンを2000年に設立し、全国ネットにしました。2000年10月にはイギリスから機会均等委員会のアリス・レナードさんと雇用審判所審判長のイレーヌ・ドネリーさんに来日して頂き、東京、名古屋、大阪、福岡と全国で約3000人の参加でいっせいに集会を持ちました。

 2001年からは「均等待遇アクション2003」と名前を変えて、活動を始めました。2001年には、全国のコミュニティ・ユニオンや賃金差別裁判の原告、弁護団などがILOでのロビー活動やオランダのワークシェアリング調査をおこないました。

 2002年はILOの雇用平等委員会のコンスタンス・トーマスさんをお呼びして、また全国で講演集会を同時に開催し、「均等待遇」という言葉を定着させました。

 2003年を過ぎて、今現在の「均等待遇アクション21」になりました。

これまでの活動


 活動は全国でさまざまですが、東京はお上に近いということもあり、パート労働法や雇用機会均等法改正に向けての審議の傍聴と意見の申入れなどロビー活動を活発にやっています。

 関西は、働く女性の人権センター『いこ☆る』の結成と活動を初め、パート労働法改正に向けての様々な取組み(例えば連合大阪と連携して年に何回か集会やデモなど)をしてきました。

 均等待遇アクション?21?の大阪実行委員会には、働く女性の弁護団、コミュニティユニオン・関西ネット、部落解放同盟女性部、働く女性の人権センター『いこ☆る』、連合大阪、WWN(ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク)など超党派で参加しています。

 名古屋や福岡でも多数の取組みがあります。

 これらの経過の上で誕生したのが、「均等待遇アクション?21?・きょうと」です。

今後の展望・展開予定


 「均等待遇アクション21」は2000年から今日まで、「パート労働法改正、同一価値労働同一賃金の実現、間接差別の禁止」をスローガンにして全国ネットで活動してきました。今後もその方針や展望は変わりません。

 ロビー活動、パブリックコメント、各種の集会、各都道府県への申入れなど、署名活動などできることは何でもやろうという同盟のようなものです。

 全国のあらゆる組織や個人が大きく連帯して、今の日本の現状を根本的に変えていこうという壮大な運動だと思います。

 「均等待遇アクション?21?」も全国の運動に鼓舞されながら、一人でも多くの参加者を募って、大きな流れを作れればと期待しています。

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