市立病院統廃合反対闘争の反省の上にたって考えること
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自治体労働者 長谷川 武
「労働通信」2004年11月号の記事より
「労働通信」2004年11月号の記事より
昨年、ある政令指定都市の市立病院の統廃合によるリストラで、私が働いていたＴ病院が廃止された。そして、私は、市立医療センターに配転されて、いまここでひきつづき労働組合活動をやっている。
Ｔ病院の廃止反対でたたかってきたが市当局におしきられ、労働組合と組合員の要求をかちとることができなかった。正規職員は、他の市立病院に配転されて地方公営企業体職員として雇用は確保された。しかし、派遣労働者と臨時職員（嘱託職員と臨時職員）は、すべて解雇された。
派遣労働者のほとんどは非組合員だったが、嘱託職員と臨時職員の多くは組合員であり、正規職員も嘱託職員もともに1方的な解雇に反対し雇用の確保を要求してたたかった。最終的に組合は解雇を認めざるをえず、解雇された労働者の雇用先の確保を強く要求してたたかったが、その結果は満足できるものではなく、これが心のこりだった。
100万円もの賃下げに反対−日逓・労働条件不利益変更裁判が第14回公判
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郵便トラックの最大企業.日本郵便逓送（日逓）近畿統轄支店の各営業所ではたらく労働者が中心となって、年間100万円以上もの賃下げ攻撃に反対し、2002年6月に会社を相手取ってたたかっている、「労働条件の1方的不利益変更による未払い賃金を請求する」裁判闘争の第14回公判がある1月12日に大阪地裁でおこなわれました。
以下、その公判の模様を伝えている「日逓、労働条件の不利益変更裁判闘争をささえる会（京滋）」の機関誌『紫煙ジャーナル』第17号（2005年1月17日付け）の記事を紹介します。
なお、日逓の裁判闘争については『労働通信』のバックナンバーの記事もご参照下さい。
・組合活動の強化と結合しながら未払賃金請求の裁判闘争を開始（2002年11月号）
・組合活動の強化と結合しながら未払賃金請求の裁判闘争を開始（2002年7月号）
・職場に運動を広げる（2003年3月号）
連帯ユニオン 関西生コン支部に大阪府警が弾圧
―武委員長らが逮捕される
１月13日未明、全日本建設運輸労働組合（連帯ユニオン）関西地区生コン支部の武執行委員長が、強要未遂と威力業務妨害の指示、背任行為の疑いで自宅にて逮捕された。他にも生コン支部役員３名も同じく同容疑で逮捕。そして同日午前９時より大阪府警西淀署、大淀署、此花署および府警本部の捜査員約６０名がユニオン会館を不当にも家宅捜索した。
働くものの「尊厳」を守るたたかいとして処遇の均等化を要求
連合福岡ユニオン西日本リサーチセンター分会
「労働通信」2004年 月号の記事より
「労働通信」2004年 月号の記事より
ＮＮＲＣ―ＵＮＩＯＮとは
私たちＮＮＲＣ―ＵＮＩＯＮ（正式名称：連合福岡ユニオン西日本リサーチセンター分会）は、コミュニティユニオンである連合福岡ユニオンを母体に結成された職場分会組織です。ＮＮＲＣ―ＵＮＩＯＮは、2002年11月に正規従業員2名の個人加入に始まり、その後2003年5月に4名、同年6月に1名が加入し、現在、計7名で活動を続けています（社内組織率は約50％）。
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「労働通信」2004年5月号
九州地方のある中小運送会社の労働組合が、企業倒産の危機のなかで、労働者だけに犠牲をおしつけるリストラ攻撃に反対するとともに、小泉「構造改革」のもとでの規制緩和や「貸しはがし」などの攻撃とたたかって企業を再建し、労働者の雇用をまもる取り組みを追求している。
この労働組合の川田謙委員長に、この間の取り組みと中小企業労組の政策・方針について投稿していただいた。（つづく→）