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投稿者: rodo-info 投稿日時: 2017-10-17 22:46:09 (19 ヒット)

北朝鮮脅威論を煽り、儲けを狙う軍需産業とその手先
〜戦後政治の大きな分岐点となる総選挙〜






半木 智


「北朝鮮の挑発行為」という言葉をすべてのマスコミ(赤旗も)が用いています。私はここに違和感を持ちます。

「挑発」という言葉は相手に何らかの行動を起こさせようとして為される行為です。北朝鮮は世界に対してどんな行動を要求しているのでしょうか。

自国に対する軍事行動や経済封鎖を求めているのでしょうか。そんな馬鹿げたことはあり得ません。「挑発」という言葉を使うすべてのマスコミに問いたい。北朝鮮は何を望んでいるのでしょうか。

マスコミの言葉づかいでおかしいことがもう一つあります。「北朝鮮のミサイル」です。辞書を引けばすぐ分かりますが、「ミサイル」は弾頭に爆弾を装備したロケットのことです。この間、北朝鮮が飛ばしていたのはすべてロケットです。あのトランプ大統領が正確に「小さなロケットマン」と言っています。

北朝鮮の核は「挑発」ではなく「悲鳴」
以下のことは私が考えたことではありません。以前朝日新聞に掲載された某独立法人の主任研究員の話です。私が今一番納得できる北朝鮮像です。彼はこう言います。

北朝鮮が一番恐れているのは、韓国に併合されるか、米国の攻撃を受けてイラクのように政権を潰されてしまうことだ。ところが悲しいことに、北朝鮮の経済力では、それらに対処するだけの軍事力を持つことができない。それらの恐怖に対抗しうる最もお金のかからない方法が核開発なのだろう。北朝鮮に侵攻すれば、その軍隊の目の前で核兵器を爆発させる。それが嫌なら軍事侵攻をするなということだ。
私は以前から、自国民を飢えさせているような国がどうして外国を侵略できるでしょうかと言ってきました。それに近い意味合いですが、こちらの方に説得力があるので紹介しておきます。

北朝鮮の核実験やロケット発射を私は容認しません。それは核廃絶とは正反対の行為です。けれども、これが彼らの「挑発」ではなく、彼らの「悲鳴」なのだということだけは指摘しておきます。

理屈から言えば、米国の核の傘に入っている日本は、北朝鮮の核開発に文句は言えません。核兵器禁止条約に賛成せず、席を立った日本のテーブルにおかれた折り鶴を、私は恥ずかしいと感じています。日本はこの条約に参加すべきでした。そうすれば、北東アジアの非核化の理念で、北朝鮮に核の廃棄を迫ることができたでしょう。安倍さんも、貴方はどこの国の首相ですかと、被爆者から迫られることもなかったでしょう。

「北朝鮮怖い」のイメージづくりの狙いはどこに
それもこれも「北朝鮮怖い」のイメージづくりです。今や日本人の多くが、北朝鮮を、理性を持たない国家と見做しています。本当に理性を持っていないのであれば危険極まりないのですが、60年以上国家を維持してきた政府には、最低限の理性はあるとみるべきです。そうでなければ外交は成り立ちません。

このイメージ作りで安倍さんは何を目論んでいるのでしょうか。一つは、この非常事態に対処するために、単純なまでの力による北朝鮮抑え込みを目指す自分が、総理として一番相応しいと国民に思ってもらうこと。もう一つは、財政赤字の日本で、誰からも文句を言われず、防衛費を増額することです。

彼はなぜ防衛費の増額に血道をあげるのでしょう。それは単純です。防衛費は軍需産業の利益になるからです。経団連に属する有力企業の多くが軍需産業です。寺島実郎さんが安保マフィアと呼びましたが、米国の多くの会社もこのグループです。ここに我々の税金を注ぎ込みたいのです。軍需産業ほど旨味の大きい商売はありません。

そう考えれば、九条改悪も同じ意味を持ってきます。安保法制で集団的自衛権を認めた安倍内閣の、今年の国家予算は過去最高です。それでも未だ、九条がある間は、基本的に、日本は自衛の武器しか持つことができません。それに苛立っている自民党の国会議員の口から、敵基地をたたく攻撃型兵器の必要性が語られるようになってきました。その方向は核武装までつながっています。

安保法制の時、私は銭、金を問題にしました。憲法を変えようと訴える人たちは、日本の平和や安全に関心があるのではありません。彼らは武器商人の手先です。
そして由々しきことに、今度の選挙に立候補している自民、公明、希望、維新の各政党が、全部この「手先」なのです。公明は不服かもしれませんが、安保法制に賛成しておいて「平和の党」とは笑わせます。

今度の総選挙は本当に戦後政治の大きな分岐点です。ここはリベラルの踏ん張りどころでしょう。






投稿者: rodo-info 投稿日時: 2016-8-23 22:33:53 (426 ヒット)

自民党憲法改正草案と天皇の「お言葉」





●●半木 智●●


 参議院選挙が終わって1か月以上がたちました。今や、マスコミはオリンピックと熱中症以外に興味がなさそうです。

 正直私は、これは行きつくところまでいかなければ駄目なのかもしれないと思い始めています。

 評論家の寺島実郎さんは選挙当日朝のテレビ出演にあたり、報道関係者から「自民党単独過半数、改憲勢力3分の2は確実」との情勢分析を聞かされました。思わず「国民はそれほど愚かではないはず」と答えると、その報道関係者は畳みかけるように「いや、愚かなんですよ」と応じたそうです。

 寺島さんは、結果はもう少しましだったと言いたかったようですが、私はそうは思いません。結果は予想とほとんど変わりませんでした。一定のレベル以上の人にとって安倍政権の危険度は自明のことなのに、多くの人はこれを理解しようとしません。

 私は先日、70代の商店主と20代の銀行員に同じ質問を投げかけてみました。

 「去年、瀬戸内寂聴さんが安保法制反対のデモに参加したことを知っていますか」。

 当然ですが二人ともそれを知っていました。

 「その事実だけでも安保法制が悪い法律ではないかと疑いませんか」。

 驚いたことに2人ともそうは思わないと答えたのでした。そこで更にこう言ってみました。
 
 「寂聴さんは多くの人から尊敬されている。それは彼女の高い学識、豊富な人生経験、高潔な人格、人に対する深い思いやりなどからきている。九十歳を超えたその人が、大病を患った体を炎天下の東京までなぜ運んだのか。それ程までにしても反対しなければならない悪い法律だと彼女が考えたからではないか。それでも貴方は疑いを持とうとしないのですか」。
 
 これは本当の話ですが、こう言うと2人とも「あっ」と声を上げたのでした。そして「言われてみればその通りです」と続けました。

 それなりの教養があるごく普通の人たちの理解能力の程度がこんなものです。私たちは噛んで含めるようにことを伝えなければなりません。

 かつて映画監督の伊丹万作が、戦争が終わった後、自分たちは軍部に騙されたと言って戦争責任を回避しようとした人々に対してこう警告しています。

 「『だまされていた』と言って平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」。

 そんな中で天皇の「お言葉」が発表されました。

 今上天皇が、象徴天皇を単なる静的なお飾りとせず、能動的に務めていくために考え、行動してきたことがよく分ります。そして、もう齢なのだから休ませてほしいとの訴えも多くの人の共感を呼ぶものです。

 しかし、一部の人たちにとってこの生前退位は認められない事情があります。それは天皇の神格化を狙っている人たちです。神である天皇も退位してしまえばただの人間になってしまいます。ただの人間になる可能性のある人物を神にする訳にはいきません。八割を超える人が生前退位に賛成ですが、中々ことは進まないでしょう。

 どういう訳か、「お言葉」の中で一番意味のある文章に触れた解説が見当たりません。そこで私が解説します。その文章は最後のほうにあります。

 「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」の部分です。

 思い出してください。自民党の憲法改革草案を。その中で彼らは天皇を「元首」にするとしています。これは神格化にもつながるのでしょうが、天皇はそれを断固拒否しているのです。

 彼は自分が生涯をかけて具現化してきた「象徴天皇」を変質させることなく、未来にまで続けていくことを強く希望しています。

 思えばここ何年も天皇、皇后の二人は、折に触れて、戦争の反省、平和の尊さ、それを支えた憲法の大事さを述べています。心ある人たちには、これが右傾化する安倍政権に対する抗議だと分かったのですが、気が付かない人が大勢いました。天皇はこの鈍い人たちにもはっきり分るようなメッセージを発したのです。

 前半に書いた寂聴さんの話に出てきた二人も、ここに気が付いてくれることを祈りたいと思います。




投稿者: rodo-info 投稿日時: 2015-6-6 14:35:18 (634 ヒット)

安保マフィアと辺野古





戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会(琉球新報)

半木 智


 私は前回「今回の選挙を棄権する事はほとんど犯罪に近い」と警告を発しました。その甲斐も無く総選挙は記録的な低投票率で、自民・公明連合が大勝しました。と言っても、彼らが得票を伸ばしたわけではなく、選挙制度の不備もあって結果的に多くの議席を獲得したに過ぎません。それでも議席は議席です。三分の二以上の議席を得た安倍政権は本格的に暴走を始めました。

 投票に行かなかった人達はこの事態を望んでいたのでしょうか。そうではないでしょう。最近の安保法制についての世論調査を見れば、過半数をはるかに超える人たちが安倍さんのやる事に反対意見を持っています。

 総選挙以来この方、何から書いたらいいのか分らない程安倍さんは暴走しています。とりあえず、普天間基地の辺野古移転問題から始めます。


沖縄を人身御供にした戦後の日本
 沖縄について、安倍さん達が触れようとしない事実があります。

 今から70年前、沖縄で、日本史上初めてと言っていい大激戦がありました。わずか3ヶ月の間に20万人の戦死者があり、その約半分が沖縄の民間人でした。その沖縄戦の最高指導者であった海軍中将太田実が自決前に海軍次官に打電した電文です。
 「沖縄県民斯く戦へり。県民に対し後世特別のご高配を賜らんことを」

 最近の日本語の乱れを見るにつけ、これだけでは意味の分からない人たちが多数いるのではないかという懸念から意訳しておきます。

 「日本軍の指導の下、沖縄の民間人にはとんでもない犠牲を強いてしまった。戦争が終わった後で日本国は沖縄に対して、特段のお詫びとともに特別のサーヴィスをしてあげてください」。

 時代の制約はあったとしても、太田さんは人としての良心をお持ちだったのだと私は思います。特攻隊を発案した人は、一言のお詫びもせずに戦後随分長生きをされました。「生きて虜囚の辱めを受けず」の戦陣訓(これが死ぬ必要のない多くの沖縄の人達に、前述の多大な犠牲を強いたのです)を作った人は自決すらできず、A級戦犯の判決を受け死刑になりました。その遺族は軍人恩給を受けています。そんな人達を思うにつけ、大田さんの存在で、あの暗黒の時代にもこんな人がいたのだと、現代の日本人の私が少し救われるのです。

 しかし、戦後の日本は大田さんの遺言を聞こうとはしませんでした。それどころか、今の自民党に連なる保守政党と昭和天皇その人までが沖縄を人身御供として差し出したのでした。

 以来70年、日米安保条約が日本の役に立っているかどうかは別にして、沖縄はその日本側の負担の大部分を担わされてきました。


すべては「安保マフィア」が仕切る
 そもそも普天間基地の返還は、1995年に米兵3人が沖縄の小学生の少女を強姦したことのお詫びのしるしだったはずです。代替基地を用意せよなどと言えた義理ではありません。あの年、私などからすれば、米国のスポークスマンとしか見えなかった人までが、沖縄にはすまなかったと言うのを聞きました。しかし、その人は時流におもねるだけの人だったのでしょう。それ以降、沖縄について何も目立った発言はしていません。

 以来20年、いつの間にか普天間基地返還は、老朽基地であるキャンプシュワブの拡大リニュアルに話がすり替わってしまいました。しかも日本のお金で。

 私は以前から、寺島実郎さんの発言の中の「安保で飯を食う人々」という表現をお借りしていました。その寺島さんが最近は「安保マフィア」と仰っておられます。私もそれに倣います。すべては安保マフィアが取り仕切っているのです。彼らの中には外務省、防衛省の役人たちが含まれます。

 多くの日本人が、「それでも」と思っているように見えます。それでも尖閣諸島などでの中国の領土侵犯を見れば、沖縄に海兵隊は必要なのではないかと。それは間違いです。

 米国が中国と戦端を開く事はありません。自国の若者の血を日本の利益の為に流すはずがないという原則とともに、経済的な状況でも、米国にとって大事なのは日本より中国なのは明らかです。古今東西、戦争は経済的な要因で発生します。表面上は宗教とか民族などが原因のように見える場合でも、真の原因は経済です。あの十字軍ですら、参加したキリスト教国の領主たちの目的は東方貿易の利益やイスラム圏からの略奪でした。
その頼りなさを十分承知しているからこそ安保マフィアの連中は、尖閣が安保条約の適用範囲に含まれるとの米国の言質を取りたがるのです。安倍首相もそうですし、前原元外務大臣なども良い例です。対する米国は、多分、苦笑いをしながらリップサーヴィスをしているだけだと思われます。そして、尖閣が日本の領土だとは口が裂けても言いません。

 ついでにある噂を書いておきます。最近、中国船舶による尖閣での領海侵犯が以前ほど騒がれなくなりました。その理由がこうだというのです。英国で、サッチャー英首相が来日した時の当時の鈴木首相との対談の中身が、秘密保護の期限を過ぎたので公表されました。その中に、尖閣問題は棚上げするとした中国との密約が語られていたというのです。ご存知のように、そんな密約は無いというのが外務省の立場です。尖閣問題で騒ぐと、その外務省の立場が危うくなるので、しばらくは無視するしかないというのです。それが本当だとすれば、尖閣を買い取ると言い出した石原元都知事の責任を問う必要があります。尖閣紛争の発端は、彼の米国でのスピーチだったのですから。そう言えば、彼がスピーチをした何とか財団というのは、共和党色の濃い、安保マフィアの一員ではないかと疑われそうな組織です。


安倍暴走政治の責任
 それはともかく、昨年の総選挙、沖縄知事選について「基地問題は争点ではなかった」との菅官房長官の発言には恐れ入りました。間髪を入れず、自民党の沖縄県連が「唯一の争点であった」とコメントしたことには知らん顔です。これは安倍政権の特徴です。自分に都合の悪い情報は無視するというヤンキーらしさです。

 消費増税の延期を問うという意味のはっきりしない解散でしたが、選挙後安倍さんは、集団的自衛権をはじめ彼の暴走政策すべてに承認を得たかのように振舞っています。直接的には自民、公明に投票した人たちの、間接的には棄権をした人たちの責任です。



投稿者: rodo-info 投稿日時: 2014-7-12 21:40:56 (895 ヒット)

アメリカは日本を守りつもりはない






半木 智


 思った通り公明党は解釈改憲に賛成しました。先日朝日新聞に投稿された秀逸な川柳をご紹介します。

「これからは歯止めかけたと言いくらし」。
 
 政権与党でいる事の旨味だけではなく、飯島内閣官房参与が恫喝した創価学会との政教分離に関する弱みが決め手なのでしょう。私の家の近所にも創価学会の会館がありますが、宗教施設として無税扱いされているその会館が選挙のたびに多くの人であふれかえります。どう考えても政教一致です。ここが危うくなると説得されたのなら、あっという間に地方組織が静まったのもうなずけます。

 古い話になりますが、創価学会は藤原弘達への出版妨害とか共産党の国際部長宅への盗聴騒ぎなどで随分と自民党の世話になっていました。

 集団的自衛権を行使したくてたまらない安倍総理は正々堂々と9条の改憲を提起しませんでした。こそこそと裏口の96条の改憲から入ろうとしたのですが、余りにも評判が悪かったので諦めてしまいました。成立させたのは国民投票の投票権を18歳まで拡大する事でしたが、そうしておきながら参政権については変えようとしません。これでは投票権を拡大した意味が分かりません。多分、戦争の記憶が残っている高齢者よりは若者の方が単純で勇ましい話に乗ってきやすいと考えたのでしょう。

 挙句の果てに従来と正反対の解釈改憲をしておきながら、「現行の憲法解釈の基本的考え方は今回の閣議決定でも何ら変わることはない」とうそぶいております。なんという女々しい振舞いでしょう。「女々しい」はセクハラになりそうなので言い換えます。なんという男らしくないやり方でしょうか(これもセクハラか)。自衛隊がイランやアフガニスタンに行くことは無いと明言していますが、それを保証する文言は政府見解の中に入っていません。本当に卑怯で図々しい奴です。

 集団的自衛権に賛成の人達の意見の中に、米国は日本を守ってくれるのに日本が米国を守れないのはおかしいというものが散見されます。この人達は二つの間違いを犯しています。

 一つは日米安保の片務性といわれるデマです。確かに、日米安保条約で日本は米国を守るための武力攻撃をしません。けれどもその代わりに日本国内に多くの米軍基地を作らせ、駐留経費の7割をも負担するという仕組みになっています。決して安保にただ乗りをしている訳ではないという事。

 もう一つは、実際に米国は日本の為に他の国と戦ってはくれないだろうという事です。考えてもみてください。どこの国が他の国の為に自国の若者の血を流してくれるでしょうか。彼らが血を流すのはあくまで米国の為です。現実には日本が攻撃される可能性は低いと思われますが、可能性として何かあった時に最も攻撃されやすいのは在日米軍基地です。米軍が反撃するのは当然ですがそれは日本の為ではありません。日米安保条約の本質は米国の利益を守るところにあります。おそらく、尖閣問題がこじれても米軍は中国と交戦するつもりはありません。


投稿者: rodo-info 投稿日時: 2014-3-4 6:58:16 (814 ヒット)

安倍首相の暴走は続くけれど舛添氏も脱原発



半木 智


 やっとオリンピックが終わりました。マスコミは大騒ぎでした。

 私が子供だった頃の日本は発展途上国で、そんな国の子供には、オリンピックで日本人が活躍すれば日本が一流国の仲間入りをしたようでとても誇りに思えたものです。

 今の日本は世界の中で良くも悪くも大きな存在感を示しています。私が年を取ったせいもあるのでしょうが、日本選手が活躍しようがしまいが私にさほどの関心はありません。感動を押し付けるマスコミ報道に反感を覚えるだけです。

 その陰に隠れて安倍首相の暴走が続いています。

 ついに憲法の解釈は私が決めると言い出しました。立憲主義の否定です。この点では自民党の憲法改革草案も同じ考えに立っていますから、この草案が実現すれば総理大臣がこんなとんでもない事を実行しますよという格好の見本となりました。

 更に私が本当に驚いたのは、それに関連した、立憲主義は絶対王権の時代の遺物という発言です。漢字が読めないどころの話ではありません。改憲を唱えているにも拘らず芦部信喜を知らないというのは冗談ではなかったのです。

 思えば、NHKの籾井会長をはじめ安倍さんのお友達の経営委員の暴言が飛び交っております。その中の一人長谷川三千子さんによれば、右翼の誰かが三回呪文を唱えて自殺したので天皇が神になられたというのです。私には理解不能ですが、こちらの方が絶対王権でしょう。絶対王権は神から授けられます。

 長谷川さんは取り消していませんが、籾井会長は会長就任会見での発言を取り消しました。しかし、暴言は取り消せば済むというものではありません。個人的にではあれ、あのような考えを持った人物が考える不偏不党の立場というのは世間の常識とはかけ離れていると推測されます。公共放送の長としておよそ相応しくないと言わざるを得ません。

 多分、安倍さんの周りはこんな人達ばかりなのでしょう。自分達の常識が世界の非常識という事に気が付きません。困ったものです。

 旧聞に属しますが都知事選挙は舛添氏の圧勝でした。反原発の票は割れてしまいました。それぞれの陣営に言い分はあるのでしょうが、統一候補が実現できていればと残念です。

 ただし忘れないで下さい。舛添氏も脱原発を明言しております。つまり、脱原発の票は合計400万票。原発推進の票は田母神さんの僅か60万票です。「原発で飯を食う人達」が白を黒と言いくるめないように再確認しておきます。


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